ナショジオ ジャーナリズム・アメリカ「女性たちの革命」

今日、ナショジオで見た番組「ジャーナリズム・アメリカ『女性たちの革命』」

アメリカの女性ジャーナリストが、ハリウッドやシリコンバレーで働く女性、家事労働者同盟のディレクター、ハーバード大学の教授に、職場での差別や賃金格差問題、差別の意識などについてインタビューしている番組。

TVや映画の内容が与える差別意識への影響についても、言及している。

ハーバード大学の教授が行っているテストでは、男性よりも女性の方が、女性に対する差別意識があるという結果が出ている。女性がこうでなければならないという意識を、女性自身が持っているということだ。

番組ホストのジャーナリストもこのテストを受けていたが、彼女は、女性に対する差別意識がなかった。

もし、自分が受けたら、結果はどうなるだろうか?

ジャーナリストのように差別意識が無いという結果を出す自信が無い。

今年のゴールデングローブ賞で、グレン・クローズが「女性は子育て係として生きることを強いられている」とスピーチしていた。グレン・クローズは、続けて「でも自己実現(personal fulfillment)を目指すべき、夢を追い求めるべき、そしてそれを望むことが出来、許されるべきである」と言っている。

ありがたいことに、私自身は自己実現をできる環境にある。でも、それを支えてくれる母はどうだろうか? 考えてしまう。

「ジャーナリズム・アメリカ『女性たちの革命』」では、映画やドラマ製作で、女優のヴィオラ・デイヴィスが行っている多様性への取り組みについても紹介されていた。ヴィオラ・デイヴィスが、多様性の無いハリウッドの映画やドラマについて、コメントしていたが、その中に「細くなければいけない」というのがあった。

この「細くなければいけない」は、多様性の無さだけでなく、女性に強迫観念を抱かさせる要素である。

いろいろと考えさせられる番組だった。

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